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博士課程前期課程 2回生
パーキンソン病とドーパミンの関係を明らかにし、
神経系の病気の解明につなげたい。
生物が好きで遺伝子に興味があったことから、生命科学と情報科学が融合した生命情報学を学べる生命科学部を志望しました。大学院に進んだのは、教科書には載っていない最先端の技術や研究を学べて、未知の研究にも挑戦できると考えたからです。
現在取り組んでいるテーマは、「大脳基底核回路における情報の入力時間差とその影響」です。大脳基底核とは、脳の奥にある神経細胞の集まりで、運動調節、認知機能、感情などの機能を司っています。この大脳基底核に入力された情報が出力される場所へと到達する経路は3種類あり、同じタイミングで入ってきた情報でも経路によって到達時間が変化します。私は、プログラム言語を用いて神経回路を模倣したモデルを作成し、神経活動のシミュレーションを行って、3つの経路でどのように情報の送受信や共有が行われているのかを研究しています。この研究で、ドーパミンの分泌量によって、神経活動に差が出るということがわかってきました。ドーパミンは神経伝達物質の一種で、これが欠乏すると、パーキンソン病でよく見られるように、手足が動きにくくなる、筋肉がこわばるなどの症状が現れることが知られています。脳神経回路の観点からパーキンソン病とドーパミンの関係が明らかになれば、神経系の病気の解明の糸口になるのではないか、また、医学や薬学などの分野でもパーキンソン病の治療に役立つのではないかと期待しています。
大学院では専門的な知識に加えて、研究の方法を立案したり、自分の研究に関する情報を収集するなどの能力が身についたと感じています。将来は、IT系の職種に就き、研究で身につけた専門性やスキル、さらに部活動やNPO法人での活動によって磨いてきたリーダーシップ・協調性を活かして、使ってよかったと評価してもらえるようなIT技術を開発したいと思っています。














































