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卒業生 薬学部
エーザイ株式会社
経口剤製造部 製剤Gr.
(薬学部 薬学科 2024年卒業)

2018年、薬学部薬学科に入学。薬剤師の国家資格取得に向けて勉強するほか、脳神経の再生メカニズムについての研究にも注力する。2024年4月、エーザイ株式会社に入社。経口剤製造部に所属し、錠剤の外観品質検査を担当している。

2026年UP

患者様に薬を届ける前の最終関門で
製剤の品質を守る

現在は、経口製剤の製造工程、原料から実際に服用できる医薬品の形に製造する部門に所属しています。私は、できあがった製品のビデオ選別工程を担当。ビデオによる錠剤の外観品質検査を行っています。ビデオ検査で良品とされたものが次工程で包装され、患者様のもとへ届けられるため、製品品質を維持する最終関門として重要な役割を担っている責任を感じる日々。自分が携わった製品を安定して届けることで、多くの患者様の健康な状態から最期の時まで「生ききる」を支えることが、やりがいです。また生産品質の向上や作業者の負担軽減を図るため、作業方法を見直したり、機械の部品を変更したりするなど、現場での工程改善にも力を入れています。

薬剤師の国家資格取得だけでなく
脳神経の再生メカニズムの研究に注力

立命館大学を選んだ理由は、薬剤師の国家資格の取得だけでなく、研究にも挑戦できるところに惹かれたからです。大学では、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の新しい治療法の確立を目指し、プラナリアという再生能力の高い生物を使って脳神経の再生メカニズムを研究しました。授業や実習と研究との両立は大変でしたが、失敗と成功を何度も繰り返しながら研究に没頭した経験は、今も糧になっています。

薬局・病院実習で調剤や服薬指導に挑戦
医薬品を安定して提供する重要性を実感

また5回生の時に経験した薬局・病院実習も思い出に残っています。実習で、調剤や患者様への服薬指導を経験できたことが良かったです。実習中に薬の供給が不安定になり、必要な時に必要な数の薬を患者様に届けられない事態を目の当たりにし、高品質な医薬品を安定して提供することの重要性を身をもって実感しました。この経験で芽生えた「医薬品の供給を通じて患者様の薬物治療の遂行に貢献したい」という思いが、現在の仕事につながりました。入社後は、製薬企業としての当社に対する信頼と期待の大きさを改めて実感。これからも「患者様に安心して薬を服用していただくためには何をすべきか」と、常に患者様目線で仕事をしていきたいと思っています。

どのような道も自分次第で輝かせることができる
今の努力がいつか自分の力になるはず

立命館大学の魅力の一つは、さまざまな学部で構成されている総合大学であることです。その中で学部を問わず、多様な価値観を持つ人と出会ったことで、自分自身の考え方も大きく広がりました。もう一つ、国際社会で活躍できる人材の育成に力を注いでいる点も魅力です。薬学部にも、英語の「読む・書く・話す」力を高める授業はもちろん、英語で発表する力を鍛える授業が豊富にあります。これから先、さまざまな選択や決断を迫られることがあるでしょう。どのような選択をしたとしても、自分次第でその道を輝かせることができるはずです。だから自分の気持ちを信じてほしい。今の努力がきっと、自分の力になります。皆さんの選ぶ道が、自分らしい未来につながることを心から願っています。

※職業・勤務先・学年は、2025年12月の取材当時のものです。
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